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やっぱり革靴は多少の傷がついていた方が良いよねと思う

私も革靴にハマり始めたころは、
革靴に傷が付くの嫌だったんです。
何せ、一度傷が付くと二度と元通りにはなりませんから!

靴に傷が付かないよう気を付けてそろりそろりと歩いたもんです。
でも、今ではそんな事は全く無くて。

多少傷が付いても気にならないし(ガッツリ傷は嫌ですが)、
逆に多少の擦り傷がついていた方がかっこいいと思っています。

革靴にハマり初めてそれなりの年数が経ち、
手元には手入れをしつつ履き込んだ靴がそれなりに増えてきました。
もちろん、それらの靴の表面には大小さまざまな傷が刻まれています。

改めてその刻まれた傷達を観察していると、
「革靴の傷良いな!」と思う訳です(笑)

革靴の傷って、
傷の上にクリーム塗って何度もブラッシングやら空拭きをしているうちに、
だんだん周囲に馴染んでいくわけですが…

この馴染んだ傷が靴のアッパーにいい具合に陰影を作り、
それが靴の立体感を増し、風格が出てきた…
とでもいえば良いんでしょうか。上手く言葉に出来ませんが。

新品の状態もそれはそれで良いんですけどね。
でも、まるで酸いも甘いも嚙み分けた渋い中年男のような、
傷付きつつも良く手入れされ使い込まれた革靴…
これはこれで良いよな!と。

靴箱に佇む靴を眺めつつ、最近はそう思う次第です。

コメント 4件

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しんのすけ  
まったく、同意見です

お疲れ様です。

最近、経年変化を楽しむ!ような、風潮が無くなってさみしい
ですね……。
高級靴こそ、ガンガン履いて、壊れたら修理してというのが、
本来の在り方だと思います。
(雑誌やネットに自慢の靴を出してくる方、いらっしゃいますが、
業界人は、履かない人多いんですよね)

たぶん、ネットでひけると思いますが、チャールズ皇太子も、
クラックの部分を切り抜いて靴履いてましたね。

ではでは、失礼します。


ではでは、失礼します。


2018/05/24 (Thu) 12:58 | 編集 | 返信 |   
ケンフォード  

まさにそう思います。高かろうが安かろうが、ガシばきです。傷ついても色つきクリームぬればokです。手入れされた外羽の傷だらけとかかっこいいですね。ワークブーツじゃないんですけどね(汗

2018/05/29 (Tue) 00:08 | 編集 | 返信 |   
ぐれいん  
Re: まったく、同意見です

> お疲れ様です。
>
> 最近、経年変化を楽しむ!ような、風潮が無くなってさみしい
> ですね……。
> 高級靴こそ、ガンガン履いて、壊れたら修理してというのが、
> 本来の在り方だと思います。
> (雑誌やネットに自慢の靴を出してくる方、いらっしゃいますが、
> 業界人は、履かない人多いんですよね)
>
> たぶん、ネットでひけると思いますが、チャールズ皇太子も、
> クラックの部分を切り抜いて靴履いてましたね。
>
> ではでは、失礼します。
>
>
> ではでは、失礼します。


チャールズ皇太子の靴、ジョンロブでしたっけ。
あれは圧巻ですよね~
私もあそこまで徹底して履き込んでみたいものです…

2018/06/03 (Sun) 21:17 | 編集 | 返信 |   
ぐれいん  
Re: タイトルなし

> まさにそう思います。高かろうが安かろうが、ガシばきです。傷ついても色つきクリームぬればokです。手入れされた外羽の傷だらけとかかっこいいですね。ワークブーツじゃないんですけどね(汗

靴は履いてナンボですね。
履いて手入れして初めて完成される…とかどこかの靴職人さんが言っていた気がします。

2018/06/03 (Sun) 21:18 | 編集 | 返信 |   

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